君の左のポケットで~Now&Forever~
13.その腕に絡まって
桜の下のキスから、4日が経った。
わたしとレンは、恋人同士……? に、なったのかな。
よく、わからない。
会話が途切れて、ふと見詰め合う形になった時とか…時々、軽いキスはするけれど、
でもまだ、そこ止まりで。
わたしは、レンとキスするたび、きゅん…とするけれど、
レンは、どうなんだろう。
ふわっとわたしを抱きしめて、そっと唇を重ねてくれるけど、
どうなんだろう。
わたしは、溶けちゃいそうなほど、ドキドキしてるのに。
キスする少し手前の、ぎゅっと胸をつかまれるような感じも、
次第に閉じていくレンのまぶたも、
ゆっくり離れる唇の感触も、
それと同時に少しずつ開いていくレンの長いまつげも、
切ないほど、わたしを放心させるのに。
わたしとレンは、恋人同士……? に、なったのかな。
よく、わからない。
会話が途切れて、ふと見詰め合う形になった時とか…時々、軽いキスはするけれど、
でもまだ、そこ止まりで。
わたしは、レンとキスするたび、きゅん…とするけれど、
レンは、どうなんだろう。
ふわっとわたしを抱きしめて、そっと唇を重ねてくれるけど、
どうなんだろう。
わたしは、溶けちゃいそうなほど、ドキドキしてるのに。
キスする少し手前の、ぎゅっと胸をつかまれるような感じも、
次第に閉じていくレンのまぶたも、
ゆっくり離れる唇の感触も、
それと同時に少しずつ開いていくレンの長いまつげも、
切ないほど、わたしを放心させるのに。