白雪姫?
思い込んだら一本槍な女王様は、すぐに狩人を呼び寄せました。
「お前!白雪姫を森へ誘い込んで、殺しておしまい!」
「そんな…!白雪姫はまだ子ど…
「そして殺したら心臓を持っておいで!」
狩人の話もそこそこに、女王様は半ば強引に、狩人に箱を渡しました。
しかし狩人は躊躇います。
「ええい!だらしのない奴だ!
お前それでも狩人かい!?
何のために私に仕えていると!?」
「しょ…昇給のため…でございます…。」
「よろしい。では、行っておいで。」
こうして狩人は、女王様に駆り出されてしまいました。