白雪姫?
「ドワーフって絵本で読んだ、あのドワーフ??
え?小人なの??
え、え、ドワーフ実在するの!?
え、怖っ、珍しッ!!」
「此処に喋る鏡がいるくらいなんですから、ドワーフがいても不思議じゃないですよ。」
一人パニックに陥る女王様を尻目に、鏡は白雪姫の様子を映し出しました。
小人達が皆、仕事に出掛けて行きます。
それをにこやかに送り出す白雪姫も見えます。
「うぬぬ…。白雪姫の奴、あんなに仲良く…。
私より受け入れるの早くはないか?」
「そりゃあ、女王様より心広いですから。」
「何か申したか?」
「いえ、何も。」