青い空ピンクの心
「はあ~塾めんどーい」
「そんなこと言ってないでさっさと行きなさい!」
「は~い」


「よっ!乃香!」
「よっ!未央!」
「んで?間に合ったの?バイトっ!」
「うん。ま~ギリギリっ!」
「初じゃん!」
「うん!」

「良かった間に合ったんだ〝乃香ちゃん"」
「えっ!ああああああああああ!!!!!あのときのおおおおお!!」
「こえでかっ!」
「あっすいません・・・」
「だからなんで敬語?(笑)」
「えっだって・・・」
「俺らタメっしょ?」
「えっ?いくつ?」
「16」
「まぢーーーー!?みえね~」
「老けてるって意味?」
「ちがう!大人って意味!」
「そりゃどーもっ!」
「てか俺のこと知らなかった?」
「うん・・・ごめん」
「べつにいーけど・・・」
「あっ!名前は?」
「ん?俺?俺は、天野 優流」


それからあたし達はかなり仲良くなって・・・
あたしはたぶんゆうに恋してる。恋ってこんなんなんだ・・
初めてだ・・・こんな気持ち
今までいろんな人と付き合ったけどなんとも思わなかった・・
でもゆうはあたしのこと友達としてしか見てないんだろうな~
< 2 / 28 >

この作品をシェア

pagetop