さようなら、あたしの初恋【続】
修学旅行inバス
美紀SIDE
班決めからだいぶたって班の中での役割が決まっていった。
あたしと木下くんは痴漢事件から喋っていない。
まぁ痴漢事件も木下くんはあたしだと思っていなかったんだから、正確には席替えしたときから喋っていない。
幸と健くんが二人でいろいろ決めていくもんだから従わなくちゃいけない雰囲気。
まぁそっちの方が木下くんと喋らなくてすむし良いんだけどね。
そしていろんな声を決めて今日がその修学旅行の日。