£神様からの贈り物£(完)




「ラルストン国なんて、初めて聞いた…。

私は、日本から来たの。
もしかして、知らない??」




「ラルストン国を知らない?!
残念だけど、ニホン…という国は聞いたことがないよ。」




驚きの表情から一変して、少し申し訳なさそうにリックは言った。




「…そっか…」



「もしかして君は、全く別の世界、異世界からこちらに来たということかい??」




「たぶん…そう、なる…かなぁ」



お互い首をひねりながらも、納得していた。




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