£神様からの贈り物£(完)
「牧野さーん。牧野ひなさーん。どうぞお入り下さい。」
ガラガラ
「先生、こんにちは。」
「やあ、ひなちゃん。
さ、そこに座って座って。
お母さんもどうぞ、そちらへおかけ下さい。」
診察室の中へ入ると、白衣をきたまだまだ若い二十代後半の先生が待っていた。
彼はそれなりにイケメンで、気さくな性格な為、私もすぐに打ち解けた。
母も、結構気に入っている。
先生に進められたまま、椅子に座った。
「調子はどう??」
「ん〜。いつもと変わらないですよ。」
「そっか。
じゃ、診察するからね〜。」
そして、何時ものように診察を受けながら世間話をした。
*