£神様からの贈り物£(完)




頬を膨らませてリックを見ると、クスクス笑いながら頬を包むように触れた。




「ごめんごめん、冗談だよ。


こんなに可愛い君が老けて見えるわけがないだろ?」




だんだんとリックは顔を近づけて、おでことおでこがくっついたまま甘く囁くように話した。



こんな至近距離で、しかも甘くとろけてしまうような声で喋られては、免疫のないひなはすぐに赤くなって目がキョロキョロと動いていた。




そんなひなにリックはまたクスリと笑って、こっちを見てと頬を撫でる。




その声と仕草に抗えず、ひなは素直にリックと視線を合わせた。




そのまま少しの間見つめあっていた。




リック…

恥ずかしいよ‥//


どうしたんだろ、
ちょっと焦るようにお互いの距離を縮めようとしてる…





*
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