£神様からの贈り物£(完)




「ふっ、そうか…。



マシュー、俺は毎日ここへ通う。スケジュール調整よろしくな。」




確かに、こんなに色んな表情をしたのは久しぶりな気がする。


ヒナのおかげだな…



俺が言った事にマシューは少し驚いた顔をしたけどすぐに、畏まりました。と笑顔で頷いた。




「さ、城へ戻りましょう。」



「ああ。」




歩きながらヒナのいる場所を振り返ると、そこにもうヒナは居なかった。




無事、帰ったのか…。




ヒナ…。




*
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