あの日の朱雀



そう。



実は、夏休みはずっと朱雀さん宅にお泊りの予定。




「いいなぁ…夕空は。」



「な、ナツこそ!ユメ君と遊ぶんでしょ!?」




ナツの彼氏。



1つ年上の 夢路(ゆめじ)君。



通称 ユメ君。




「そりゃそうだよ~!」




そう言ってニヤけるナツ。




「あ、もちろん夕空とも遊ぶ予定だからね?」



「っうん!」




私達は雲1つ無い青空を見上げた。



きっと2人の心にいたのは、愛する貴方。











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