あの日の朱雀




車を出して30分。



ようやく大学の前についた。



広くて綺麗な学校。



私服の学生達が様々なところで話したりしている。




「朱雀は今実技実習をしていると思うわ。あそこの体育館に行ってみなさい。」




指差す先は小学校の体育館より少し大きめの施設。




「呼べば来るわ。行ってらっしゃい。」




私はお弁当の入った包みを渡され車を降りた。


















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