あの日の朱雀



「えっとー…」



「ほっておけ。夕空ちゃん。」




2階から降りてきたおじさん。




「こいつ。宿題終わらせてから行く約束してたのに。1つも終わっていやしねぇんだ。」




おじさんがテーブルの麦茶を飲み干す。




「父ちゃんのバカ~!!うわぁぁぁあん!!」




これはあたしにもどうにもならないな…




「ま、また来年も…」



「今年行きたいんだぁ~!!!」




ど、どうしよう…













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