あの日の朱雀




「ん…」




どこだここ…




手首が痛い…




口が動かない…




「ーっ!!!!」





私は全て思い出した。




「んんん!」




口にガムテープが貼られていた。




「おぉ、気がついたか姉ちゃん。」




さっき私をにらみつけた人…




「んんー!!」




手首を縛られていて自由がきかない。




「お前が悪いんだぜ?俺たちにぶつかったりすっから。」













< 165 / 356 >

この作品をシェア

pagetop