あの日の朱雀




最近変な夢ばかり見る。



神様?みたいな人と



ずっと話してる。




「おはよう。」




床に布団をしいて寝る桂馬さん。



私にベットを譲っているからだ。




「おはよう…ございます…。」




私は眠い目をこすりながら言った。




「今日もだいぶうなされてたけど、平気か?」




フワッと私の頭に手を置く桂馬さん。




「ん…平気…です…。」




そっか。と言って私の髪をクシャっとなでた。












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