あの日の朱雀



私は桂馬さんと別れた。





さすが大型スーパーだけあって、可愛い服や雑貨がたくさんある。




「凄い…。」




大きな食品コーナーに、座れる椅子があった。



私は紅茶を買って、そこに座った。




「ふぅ。」




誰にも会わないといい。






そう思っていた。



















< 255 / 356 >

この作品をシェア

pagetop