あの日の朱雀

第22話 『ナツ』





約束から20分。



早めに待ち合わせ場所に行こう。



そう思っていた。








「よいしょ。」




椅子から立ち上がる。




紅茶の缶を捨てて、エスカレーターに向かった。










「ゆ…ら…?」

































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