あの日の朱雀




「桂馬さんっ!!!!!!」




足音が止まった。




「大好きでしたっ!!!!ありがとうございます!!!」




私は背を向けたまま、必死に叫んだ。




「絶対絶対忘れませんっ…!!!」




私は走りだした。



あの公園に…。














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