あの日の朱雀



「ふーん。」




あれ?



何そのリアクション!




「朝からノロケをご馳走様。」



「えっ…」








はめられた…




「おお。お姉さん!!」



「あはは!いってきまーす!」




そう言って階段を降りていくお姉さん。




「…えへへ…」




そう。



私は今、世界で一番幸せなんだ。


















< 303 / 356 >

この作品をシェア

pagetop