あの日の朱雀





「ただいまー。」




朱音君が帰ってきた。




「おかえりなさい。」




私は笑顔で迎えた。




「んだよ姉さん。オシャレしちゃって。」




私の格好をまじまじと見る朱音君。




「べ、別にいいでしょ!出かけるの。」



「おっ。ついにあれですか!?ラブホー…」




ボカッ・















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