あの日の朱雀




私は呆然とした。




「ねぇ…朱雀さん…」



「ん?」




ここ…




「どうしたの…?」




今私の目の前にそびえたつ建物。



ものすごく高級そうなレストラン兼ホテル。




「ん?お前を連れてきたかっただけ。」




あっさりという朱雀さん。



だってここ…



絶対高いよ…















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