あの日の朱雀




ガチャ



「お待たせ。」




黒と赤の髪を揺らして、おぼんにカップを2つ持ってきた。




「あ、ありがと…。」




ベットに寄りかかっていた私は、背中を起こした。




コト・




朱雀さんが机にカップをおいた。














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