あの日の朱雀




「おー夕空、だいじょう…」




私の姿を見た朱雀さんは唖然としていた。




「か、階段から落ちちゃって…へへへ…」



「お…おまっ…」



「ーっ」




私は朱雀さんの胸に倒れこんだ。




「お、おい!!」




朱雀さんが私の体を支える。




「…」




私はそこで意識を放した。
















< 76 / 356 >

この作品をシェア

pagetop