永遠に
ぽたっぽたっ
車の中でも聞こえるぐらい
大雨が、降ってきた
「今の、私の一人ごとだから・・」
これ以上、この車の中にいたら
あの、約束のことがばれる
ここから、飛び降りよう
一か八かで・・・
ドンッ
「イッタっ」
うわっ、すりむいちゃった
血どろどろに、出てるし
そんな、事はどうでもいい早く逃げよう
必死で、私は逃げた
後ろからは、玲たちの声が聞こえる
もう、玲たちの声が聞こえなくなったとこで
私は、昇に電話をかけた
プルプルー
「喜美か?今、どこにいんだ?
遅すぎだろ」
「昇・・ たすけて
足、すりむいて血どろどろで
もう、走れない 今、ox公園にいるから・・」
「わかった、急いで行く」