君のこと愛するから
―土曜日―
あ…、俺も参加だった。すっかり忘れていた。
こんな服装でいいのか?
あまりカッコイイとは思えないけど、俺の私服で1番いいと思える服を着た。

~10:30~
やっぱみんなかっこいい服や可愛い服を着ている。
江美と一緒に俺は来た。家がとなりという理由で江美と一緒に行く約束をしていた。
…というよりも勝手にそういうことにされていた。
皆の服が可愛い。って思うけど、やっぱり江美が1番皆から人気がある。

正直俺みたいなのが歩いているからみんなムカついている。

俺 ブスだもんな。

「なに真剣な顔してんの? かいとらしくないよ。」
江美、今悩んでるのはお前のせいなんだよ!って言いたい。

「うっせ~。ほっとけ。」
何カッコつけてんだ?俺。

「ま・さ・か…、かいと私にドキドキしてんの??」
俺はワザト無言でいた。
てれるから。実はそれもちょっとあるし。

「何で何も言わないのよ?意味不明!」
あぁぁ…、なんかすねられちまった。
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