お菓子なカラダ。


「………………」


なんだこの無音な空気は。


「椿…だっけ。何歳?」

礼くんが紅茶に口をつけながら
椿をチラッとみる。

「15です」


反省したのか、礼くんを
まっすぐ見つめる。



「綺麗な顔してんな」


「ありがとう…ございます」


「「……………」」


キッチンから2人を眺めていると
何故か笑いがこみあげてきた。
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