セーラー服の片想い
「てゆーか、うらやましぃなぁみなみ。坂田君と隣の席なんて」
「うーん…??」
そうなのだ。
1番最初の席は出席番号順に並んでいて、出席番号が隣同士の私と坂田衛はどうしても隣になってしまう。
(…優華の目が「てめぇ、隣になったからって仲良くするんじゃねぇぞオラ」って目してるよ…)
「はいっ、分かってます!!興味ありませんっ!!」
「あはっ、いきなりどぉしたの−??みなみ」
つくづく私は運がない。
この1年、いろいろと老けそうだ…。
(せめて真由がいてくれればなあ…)