GAP-Girl×DJ-

いっちゃんとあたしはしばらく何も話さなかった。

でもちゃんとこっちを向いている。


「ねえ、もう一回したい。」

強気なあたしは、自分でも本当に強いと思う。

いっちゃんは何も言わなかった。


2回目の自分からのキス。

3回目の自分からのキス。


やばい・・・止まんないかも・・・。


だんだん長く、だんだん深くなっていく。

いっちゃんもあたしに応えるようになった。


あたし達は最後に軽くキスをして眠った。


本当に幸せだった。


―――・・・

「おい、おい!起きろ!」

「え~?」


・・・はっ・・・!!

そうだ、ここはいっちゃんの家だ!!!

「今何時っ?!」

「6時半!今帰ればなんとかなるだろ?」

「はい!なります!!」


急いで用意して、家まで送ってもらった。


「あの、昨日は本当にありがとう!」

「おう、じゃあな。」


・・・・仕事には間に合った。

まだ寝たりず、正直眠い。

ずっとずっといっちゃんのことを考えていた。


あたし・・・いっちゃんにチューしてしまった・・・。
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