GAP-Girl×DJ-
接近
「ヤス君、いっちゃん(どさくさに紛れて!)今日は本当にありがとう!ゴチってもらっちゃってごめんね!」
「おう!別にいーよ!」
「あのさ!お礼がしたいってゆか・・・だから(いっちゃんの!)ケー番教えてよ!」
「そだな♪またどっか遊びいこっか。えっと・・・俺は090の・・・」
車内でいっちゃんは静かだった。
なんか疲れた顔してる。
「ヤ、ス、君、っと登録完了♪じゃあいっちゃんは・・・」
「俺のも?」
・・・え?
「うん!教えて♪」
「090・・・」
仕方無さそうに教えてくれてるようだった。
・・・なんかまずかったかな・・・。
「じゃあまたね!」
「おつかれさん♪」
いっちゃんとは最後話せなかった。
番号はゲットしたものの、なんか後味が悪かった。
しばらくして、まずいっちゃんに電話をかけてみた。
「ただいま電話にでることができ・・・」
・・・切られた?
はは~まさかね~・・・
もう一度。
「こちらはNTTドコモです。お客様がおかけになった番号は電波が届かな・・・」
いっちゃんは出ない。
「あいあい?」
「ヤス君?あたしー!りさ!」
ヤス君は瞬時に電話に出た。
「おー!おつかれ!」
話の流れでいっちゃんのことを相談しようとした。
「あのさあ・・・」
「あのさ!」
話がかぶった。
「いいよ!ヤス君から話して!」
「あっ良い?いきなり話すけどね~俺ね~りさのこと気になっちゃった!」
・・・え?え?え?