灰色の恋


ある程度走って疲れた頃、やっとここが病院だと理解した。

「何で、病院なんかに?」

私は、外に出たくて透明でくもり一つないドアに歩んだ。

何故か開かない。

病院の紹介が書かれた掲示板を見るとセキュリティの枠に

『当、○○病院では専用のカードでドア、販売物などカードで行います。』

運悪く私はカードを所持していない。

また、戻らないと

「あっ、」

来たところを忘れた。

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