Dear my Dr.
「うぅ~…頭痛い~…」
今日、何度目かのお色直し。
髪をアップにしてるせいで、ピンが頭に刺さって痛い。
あと少しの辛抱だ。
お客様と記念撮影をして、ごあいさつに伺って…
お人形役も辛い。
これまで、式のために色々と打ち合わせを重ねてきた。
大まかな流れは既に決まっていたけど、細かいところは私たちに任せられてた。
そして、途中で面倒になった。
プランナーさんに全てお任せします、なんて言う始末。
それほどに、何の思い入れもない…。
こんなはずじゃなかった。
でも…仕方ないよね。
「美波、ちょっと教授と話してくるから、先帰ってて」
ようやくお開きになって、悠ちゃんに言われる。
帰ってて、と言われて、はっとする。
手には、悠ちゃんから渡されたホテルのルームキー。
そういえば今日、初お泊り…。
夫婦なんだから当たり前だけど…でも…。
今日、何度目かのお色直し。
髪をアップにしてるせいで、ピンが頭に刺さって痛い。
あと少しの辛抱だ。
お客様と記念撮影をして、ごあいさつに伺って…
お人形役も辛い。
これまで、式のために色々と打ち合わせを重ねてきた。
大まかな流れは既に決まっていたけど、細かいところは私たちに任せられてた。
そして、途中で面倒になった。
プランナーさんに全てお任せします、なんて言う始末。
それほどに、何の思い入れもない…。
こんなはずじゃなかった。
でも…仕方ないよね。
「美波、ちょっと教授と話してくるから、先帰ってて」
ようやくお開きになって、悠ちゃんに言われる。
帰ってて、と言われて、はっとする。
手には、悠ちゃんから渡されたホテルのルームキー。
そういえば今日、初お泊り…。
夫婦なんだから当たり前だけど…でも…。