全て”すき…”から始まった…。
「カオリー!、奇跡だよ!3人共同じクラスだよ!」
優美が、息をきらして、走ってきた。
「???3人?私とカオリと…?」
「浩太にきまってるでしょ。」
当然という顔をして言う。
「よかった、まずまずのスタートだね。」
と、私が言うと、
「何言ってるの、高校生活最高のスタートじゃない!」
今の優美は、本当テンションが高い。
その元気をわけてもらいたい、なんて思ったりする。
「おはよう!」
そこに、浩太が来た。知らない男の子も一緒にいる。
「あっ、篤司っていうんだ、俺の友達、こいつも
同じクラスだから、よろしく。」
そう言って、浩太が、その篤司とかいう子を、紹介した。
眼鏡をかけてて、勉強ができそうなタイプに見えた。
その後、4人で教室に向かった。
私は、何で、4人なんだ?とか、思ったりした。