全て”すき…”から始まった…。
 ”カオリ、卒業おめでとう!”

パパは、花束を抱えて、帰ってきた…。いつも、元気がいい。

私は、パパと二人暮らしで、

かなり、パパは、私に甘いと思う。

それに、かなりモテルというか、

プレイボーイというか、今でも、現役って感じ。

パパの女性関係には、できるだけ触れないように

している。何となく、あんまり、いい感じは、

しないから…。

時々、家にも、その女性達が、顔をだすけど、

そんな時は、部屋にこもるか、優美の家にいく…。

パパは、私の事を紹介したいみたいだけど、

私は、係わりたくないから…。

別に、パパの事が、嫌いな訳ではない。

ただ、必要以上に干渉されたくないし、

干渉したくない。

パパは、寂しいみたいだけど、そこまで私、

管理できないし…。
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