全て”すき…”から始まった…。
「えっ~、亮さんと、うまくいったんだ!」
優美はそういったまま、固まってしまった。
「なに~!そのリアクション!びっくりしすぎ!」
カオリは、そう言いながら、顔が赤くなっている。
いつものメンバーで集まっている。
浩太も、篤司もいる。
「オムライス、まだ~?」
浩太が、叫んでいる。
「あっ、そういえば、亜美さん、引っ越すみたいですよ。」
篤司が、そう言った。
「えっ、そうなの?」
「でも、なんで、あんたが、知ってるの?」
と、優美が、つっこむと、
「亜美さんとは、友達ですから。メールとか普通にしてますよ。」
と、篤司は、淡々と答えていた。