全て”すき…”から始まった…。
「カオリ、はやく!はやく!!!」
「待って!ジュースこぼれちゃうよ!!」
「めっちゃ可愛いんだって!この猿!
あっ、後ろに、カオリに、似た猿いる!!!」
亮とカオリは、動物園に来ていた。
二人の初めてのデートは、動物園だった。
それからというもの、ちょくちょく二人は、
動物園を訪れるのだった。
「どれ~?私に似てるのって?」
「ほらっ、今、こっちをチラッと見た奴、
興味あるくせに、お高いだろ?」
「ふんだ!!!亮なんか、きらい!」
そう言って、カオリは、ふくれている。
「えっ?本当に……嫌い?…。」
そう言って、亮は、真剣な顔で、カオリを
覗き込んでいる…。
「…すき……大好き…ずっと、一緒にいたい…」
「俺も、すき…、ずっと、一緒にいよう。」
そう言って、二人は、見つめあった。
そして、お互いのシルエットは、近づいていき、
重なった。
今の二人には、周りの事など気になるはずは
なかった。
そこにあるのは、どこまでも続いてる、
青い空と、子供達の笑い声、それに、
好きな人の匂い…優しい光、
幸せが、溢れていた。
”ずっと、続いて欲しい…。いや、そう信じていた”
「待って!ジュースこぼれちゃうよ!!」
「めっちゃ可愛いんだって!この猿!
あっ、後ろに、カオリに、似た猿いる!!!」
亮とカオリは、動物園に来ていた。
二人の初めてのデートは、動物園だった。
それからというもの、ちょくちょく二人は、
動物園を訪れるのだった。
「どれ~?私に似てるのって?」
「ほらっ、今、こっちをチラッと見た奴、
興味あるくせに、お高いだろ?」
「ふんだ!!!亮なんか、きらい!」
そう言って、カオリは、ふくれている。
「えっ?本当に……嫌い?…。」
そう言って、亮は、真剣な顔で、カオリを
覗き込んでいる…。
「…すき……大好き…ずっと、一緒にいたい…」
「俺も、すき…、ずっと、一緒にいよう。」
そう言って、二人は、見つめあった。
そして、お互いのシルエットは、近づいていき、
重なった。
今の二人には、周りの事など気になるはずは
なかった。
そこにあるのは、どこまでも続いてる、
青い空と、子供達の笑い声、それに、
好きな人の匂い…優しい光、
幸せが、溢れていた。
”ずっと、続いて欲しい…。いや、そう信じていた”