全て”すき…”から始まった…。
亮は、沖縄に向かっていた。
亜美に、会って、話をする為だ。
つい、この前も、亜美から、電話が、かかってきて、
話したばかりだが、大事な話しは、何もしてなかった。
亜美が、子供を産んだと聞き、もしかして?
と、思ったが、亜美の性格上、そうなら、
はっきり言うだろうと、いい方に、考えていた。
亜美との関係は、一度だけじゃなかった…。
カオリには、一度だけといったが、数回あった。
亮自身、時々、その事が、苦しくなったが、
亜美は、引っ越したし、カオリとも結婚したし、
もう、こういった辛さからは、離れられると
思っていた。
だが、やっぱり…無理だった。
”俺は、妹のように接してきた亜美に手をだしてるし、
それに、結婚なんて、俺には、無理だったんだ…”