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プロローグ
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彼は自分のことを、嘘つきな人間だと言っていました。
だけどあたしは、今になって思うのです。
彼は結局、嘘のひとつも上手につけなかった、と。
もしも、もしも。
彼が本当に上手に嘘のつける人だったなら、
あたしが、もっと彼を信じてあげていられたなら、
あたし達がもう少し、大人だったら、
今という現実は、少し変わっていたのかもしれません。
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