days
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あたしは知らなかった。
そんなあたし達のやり取りを、遠くから屋良くんが見ていたことを。
あたしは知らなかった。
「……あんな表情、するんだな」
と、呟いた屋良くんを。
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きっとあたしは、人を傷付けてばっかりの人間なのです。
自分が、傷付いたと感じる以上に、人を傷付けていました。
だから、苦手なのです。
あたしは、人を傷付ける天才だから。
これ以上、人を傷付けたくなかった。
だからきっと、人と深く関わるのが、今でも苦手なのです。
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