いちご練乳メロンパン

「ここが絶好の昼寝場所で~
こっちが溜まり場所、こっちが先生に追っかけられた時の隠れ場所で~」

さっきから全然普通の場所が
案内されないんですが…

「ここが購買ねっ」

「オススメはいちご練乳メロンパンっ☆」

「いちご練乳メロンパン?」

「ルーア食べた事無いの?」

「えぇ…普通のメロンパンならあるけど…」

「おしっ!俺の特別にあげるよ♪」

「悠、何でもってるの?購買空くの昼休みじゃん。」

「へへっ購買のおばちゃん誘惑して密売してもらった☆」

密売って…

「えーずるい~。婢華流の分も買っとけし!」

「気が向いたらなー」

「はぁ?意味わかんねー…ってあ、竜おはよ」

金髪で髪の毛をツンツンにしてて
耳のピアスが怖いほど空いている

「あぁおはよ」

「新しい転校生のルーアだよっ☆」

「あ、そう」

そう言って大きなあくびをしながらどこかに行ってしまった。

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