涙を拭いて。


花以の王子様スマイルは必殺技。

モテ男は私ではなく、燐夏を好きに
なった。



まあ、今まで燐夏に勝ったことない
から、悔しいとも思わない。





「どうして、同じ顔なのにモテるのは燐夏なんだろうね。」


すぐ後ろから声がして振り返ると、
立っていたのは、幼なじみで隣の家に住んでる亜恋。


亜恋は、5歳からの付き合い。
知らなくていいことを結構知っている。




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