君たちがいたから頑張れた。
また次の日もそのまた次の日もうちはやっぱり一人だった。

そんな中うちは体調が悪くなって部活を休みがちになっていた。
そしたらうちのペアの子もうちと話さなくなっていた。

うちは怖かった。また裏切られるんじゃないかって思うと…。

でもやっぱりその予想が当たってしまった。
うちは部活でもクラスの中でも浮くような存在になっていた。

そんな中話しかけてくれた先生がいた。
「三浦さん。どうしたの?最近元気ないけど。」
うちは言うと泣きそうだったからそのときは話さなかった。

うちはその先生を避け始めるようになった。
だって会うと絶対またそのことを聞かれると思ったから。

ある日体調が悪くて保健室に行ったら保健の先生がいなくて他の先生がいた。
「どうしたの?」
と言われたので教室で書いてもらった紙をその先生に渡した。
「まずは紙を書いて。熱も測ってね。どうする?帰る?」
うちが返事に困っていたらその先生が
「じゃあ2年生の先生呼んでくるね。」
と言って保健室を出て行った。

何分かたった頃、保健室のドアが開いた。
そしたら私が避けていた先生が入ってきた。

「どうする?帰る?今日保健の先生がいないから寝ることはできないんだよ。」
うちは
「帰りたくないです。ちょっと休んでるだけでもダメなんですか?」
「わかった。」
「…………」
「…………」

少したってから
「里那なんかあった?最近元気ないし。この前聞いても答えなかったから心配になっちゃって。」

すると私の目から涙がどんどん流れ出した。
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