★星空★
出会い
「ハァハァ・・・」
朝からキツ・・
ってかどーせ遅刻だし
走っても意味ないよね。
ゆっくり行こっ!
電車に乗ると、朝の通勤ラッシュとは違って、中はガラガラに空いていた。
座席空いているけど、すぐ降りるし立っておこう。
その瞬間、腰の辺りから手が触れてきた。
え?誰?
顔を覗こうとした瞬間、
『動くな。声出したら犯すぞ』
やだ…
怖い。
「お願い。やめて!」
涙目で訴えると、男はニヤニヤしながら、太ももに触れてきた。
「ひっ!」
やだ!やだ!
誰か、助けて…
そう願っていたが、男の手は止まることなく、どんどんエスカレートしていく・・