あなたに恋してる


聞こえてきた声の方を見ると隣の家の前にいる愁くんの姿。


ニコッてあたしに微笑んでいて。




「愁く…」


あたしの方に向かって歩いてくる愁くんの姿。


愁くんを見るだけで……名前を呼ばれるだけで……すごいドキドキする。


今日もかっこいい。




「お、おはよう愁くん」


目の前にきた愁くんにドキドキしながらそう挨拶をすると笑顔の愁くん。



「おはよ!じゃあ行くか」


そう言っている愁くんの横を歩いて、学校までの道のりを一緒に登校する。



愁くんの隣にいられることはすごく嬉しい。



これが恋人とかなら手とか繋いだりすると思うけど……幼なじみだもんね。


それでも一緒にいられることが嬉しいからそれでいいんだ。




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