先生と教官室

先生の心配事








はぁぁぁぁぁぁっっ!!!!?





何を言い出すんだこのエロ教師!!





「そんなっ無理ですっっ!!」





「いや、無理じゃないだろ?」





いやいやムーリーでーすー!!!





どんだけ恥ずかしい事いってんの!!?





って、ちょっと、顔近いぃぃっっ!!





照れる私の顔を、先生が面白がって覗き込む。






「…やめてください。
離れてください。
勘弁してください。」





「ぶはっ!!なんだその三拍子!!」





「だ、だって…。」





「だって?」





そうやって先生はさっきよりも近く私の顔を覗き込む。






「可愛くって…私可愛くないし…。できないです。」





昔から可愛いには無縁なんだ。





小学校でも中学校でも、今でも。




可愛いなんて言われたことは無い。





あ、でも格好いいとはいつも言われてたな。





「ふははっ!!」




…はいぃぃぃぃぃぃぃ!!?





「ちょっと、何笑ってるんですか。」




「いや、その…ははっ」





人が真剣に悩んでるっていうのに、何だこの教師は。





「あ、のさ…。」




「何ですか。」





笑うのを我慢して話す先生に、不機嫌な態度をとる私。









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