先生と教官室
「………………。」
「………………。」
どどどどどどどどうしよぉぉぉっっ!!!
しまったよ、これは完全にやらかした。
失言だったよ!!!
言ってから、めちゃくちゃ恥ずかしくて死にそうだわっ!!!
「すすすいませんっ!!私何言ってるんで…
『ピシャァーン!!!!!』
うぎゃぁぁっぁぁっぁぁぁっっ!!!!」
離してる途中に、今日一番の雷が鳴った。
さっきまでは怖くなかったのに、先生が帰ると言った瞬間から変に意識してしまったようで、急に怖くなってきた。
う―――っっ…怖い怖い怖い!!
恥ずかしさなんてどこぞやら。
雷への恐怖が膨らんでいく。
なりふりなんて構わずに、いつものように身を小さくして雷が聞こえないようにした。
「……ははははっ!!!」
「!!!?」