先生と教官室
知佳の言葉に焦りまくる私。
なんか卵焼きを丸飲みしてしまった気がする。
「き、嫌いだよ!あんな奴っ。」
ばれたくない一心で冷静を装いながら、先生の事を否定する。
やばい、全身に変な汗かいてる。
何で私、ここまで必死に気持ちを隠してるんだろ。
「ふーん…お似合いだけどね。」
「ね、私もそう思う。」
「嫌々言いながらも二人とも話してる時楽しそうだしね。私も付き合えばいいのにって思うよ。」
え?えぇぇぇ?
私の冷たい発言を聞いた3人から、とんでもない返答が聞こえた。
お似合い?まじっすか?
てか私ってそんな風にこの3人から見られてたの?
でも、でも、なんかその言葉すごく嬉しいんですけどっ!!
録音しときゃ良かったよ。