先生と教官室
第7章 いつまでも
オムライス
――――――――……
「あぁぁぁぁ、ごちそうさまー。」
「ふふっ、なんですかその叫びは。」
「いやー…うまかったなぁって。」
キュンッ
やばい、今のはすごい胸キュンした。
「俺、こんな旨い飯久し振りかも。はははっ。」
あの後、お互いにお昼を食べておらず空腹だったのと、先生の希望により、結局オムライスを作ることになった。
私の作ったオムライスを無邪気に頬張る先生はとても可愛くて、正直とても子どもっぽかった。
これじゃ、どっちが子どもか解らない。
「先生が喜んでくれるなら、また作りますよ。」
「ほんとか?!じゃぁ次はハンバーグな。」
「ぶはっ、子供か!!」
「お前、ハンバーグをバカにする気か!!」
「ちがうでしょ!!」
ハンバーグじゃなくて先生をバカにしてんの!!
オムライスの次はハンバーグって…小学生の好きな食べ物ベスト3じゃん!!