先生と教官室









いやいや、ありえないでしょ。






私は生徒で先生は教師であって…絶対家に入れてはいけない存在だよ?






こんな所見られたらどうなるか。








先生だってどんな責任取らされるかわからないのに。








何で先生はそんなリスクを負ってまで私を家に……。






「ん――……スースー……」







うん、それにしても爆睡しすぎじゃないですか?






一応女子高生が横で寝てるんだぜ?






確かに色気は無いけども、それでも、それでもねぇ…うん。








「…………せんせ。」







恐る恐る先生の顔に自分の顔を近づけてみる。







うわー……近くでみるといつもの倍はまつげ長いな。







ひゃー、肌も綺麗だし。







もう少し近づいてみよっかなぁ。







身体をさっきより起こして前傾姿勢を取ろうとする。








その瞬間……………







クラッ










さっきまでの頭痛が再び襲ってきて、急に身体がふらついた。

















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