恋*鏡

悠太02


『……ん?』

京が何かを察知したようだ。(したのか?)

『今、叫び声が聞こえたんだけど‐‐』

『……。気のせいじゃね?』

『そかなあ…』


クラス表を見た。

『1組だってよ!!悠太!!』

『また同じかよ……』


『そんな言い方するなよぉ~(^ω^)悠太~』

『…。』


『さあ‐て』

京は、またクラス表を眺める。

何たくらんでんだか。


『何してんだ?京』

『名前が可愛い女の子探し♪』

『名前かよ…。行くぞ』

俺は京を引っ張って1組に行った。


『おっ!!可愛いこいる~』

1組の女子を眺めてにやける京。

正直、キモいぞ…。



『きゃあ~ッ!!あの二人かっこいい~』

女子の高々しい声。

『君たち名前は~?!』

さっそく京はそんな事を………



『ねぇねぇ~名前なんていうのお??』
気やすく俺に話しかけてくる女子。


『下の名前でいいからあ~』


うるさいな…


『…悠太。』


『そおなんだあ~!!悠太君って呼ぶねぇ~』


…やめてくれよ。
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