この世界にいる誰かへ
もう一度
いつだったか

私は想いを告げた

君は優しく通り過ぎた

受け止めて忘れたはずだったのに

また君にあった

その声と顔から逃げようとした

でもできなくて

遠くから見つめてた

君はたぶん気づいていない

一生懸命働いてたね

たまたま逢ってしまった

神様はなんてひどいんだろ

まだ好きな私を許してね

忘れたはずだったのに

心は気づいてしまって

君はきっとまだ大切な人がいるばずだから

順番待ちしてもいいのかな

古い扉を開けるつもりはなかったのに

久しぶりに切なくて

どうしようもなくて

自分でも驚いてた

君に告げたとしても

また優しい君だから

優しく通り過ぎてくれるかもしれない

気持ちはどうしようもなく動きだして止まらない
許してね

どうしようもなく動きだして

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