それぞれのstory。


テスト前には、一緒に勉強。

勉強が苦手な私に、自分の勉強もあるのに、ちゃんと理解出来るように丁寧に教えてくれた。


まぁ私自身、彼に教えてもらうんだから、ちゃんと覚えないとって無意識に思ってたのかもしれないけど。




友達も居たけど、透琉といる空間が一番居心地が良かった。





高校3年の時…私は進路で悩んでいた。


彼は医学部のある大学を目指してたけど、私は別に興味があって。


でも、そうすると同じ学校に入れないし、今は同じ学校に通ってるから、わりと会えるけど、別々の大学だとスケジュールも全く合わなくなって会えなくなりそうで。


彼はモテるし。


透琉を信じてないわけじゃない。



だけど、離れるのは不安だった。






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